株式会社グリーンズ(本社:三重県四日市市、代表取締役社長:村木雄哉、証券コード:6547)は、
2022年4月18日(月)、三重県鳥羽市(鳥羽市長:中村欣一郎)と「宿泊施設の利用等に関する協定」ならびに
「災害時における災害時要配慮者に対する宿泊施設等の提供に関する協定」を締結いたしました。
鳥羽市長 中村欣一郎氏(左) 株式会社グリーンズ代表取締役社長 村木雄哉(右)
■宿泊施設の利用等に関する協定
鳥羽市は鳥羽水族館や志摩マリンレジャーなど多く観光施設を擁する三重県有数の観光地です。一方で離島在住者を含む鳥羽市民には通勤・通学などで、隣市の伊勢市などへ通う方も多く、この度の新型コロナウイルスの感染流行では、鳥羽市を訪れた他の地域の方や離島を含む鳥羽市民の方々が濃厚接触者と特定され、鳥羽市内や職場近くで急遽滞在先を必要とする状況が生じていました。その対応策としてこの度鳥羽市では、株式会社グリーンズと、同社が鳥羽市内で運営する「ロードイン鳥羽」のほか伊勢市で運営する「伊勢シティホテル」「伊勢シティホテルアネックス」「コンフォートホテル伊勢」を滞在可能な施設として案内することに関する協定を締結いたしました。
■災害時における災害時要配慮者に対する宿泊施設等の提供に関する協定
鳥羽市において地震、風水害及びその他の災害が発生した際、株式会社グリーンズが運営するホテル「ロードイン鳥羽」を協定に基づく市の要請により宿泊施設として提供するものです。なおこの福祉避難所は、高齢者や障がい者、妊産婦、乳幼児など、配慮が必要で市の指定する避難所では生活が困難な場合に、市の要請に従って提供されるものです。
株式会社グリーンズでは、災害時の要配慮者に関する、いわゆる福祉避難所に関する協定を全国の自治体8カ所と締結しており、そのほかの災害発生時の対応に関するものを含めると、17の自治体と協定を締結しています。
■「環境にも人にも優しいホスピタリティあふれる企業」をめざします
株式会社グリーンズは、ホテルオペレーターとして2022年4月現在、日本全国で100ホテルを運営しています。同社では2018年の新経営体制移行を契機として、経営ビジョン「TRY!NEXT JOURNEY~ 新たな旅に踏み出そう~」と共に、グリーンズグループ2030年CSR宣言「『環境にも人にも優しいホスピタリティあふれる企業』を目指します。」を打ち出しました。
今回の取り組みは、CSR推進の一環として重点領域「コミュニティ支援」を推進するもので、SDGs(持続可能な開発目標)の№11(住み続けられるまちづくりを)、№17(パートナーシップで目標を達成しよう)の実現を目指すものです。365日24時間営業するホテルという事業の特色を生かし、普段の業務を通じた各出店地域への貢献と関係強化、安心して住み続けられるまちづくりに取り組みます。
ホテルを運営する各出店地域の自治体との災害時における協力協定は、この度の鳥羽市との協定以外にも三重県伊勢市との災害要配慮者に対する宿泊施設等の提供に関するものなど、様々な形で締結しております。最近では三重県鈴鹿市との新型コロナウイルス感染症等のクラスター発生があった介護施設等における職員の宿泊施設の提供に関するものなど、地域のニーズに合わせた内容となっています。
今後も、自治体をはじめとした出店地域とのコラボレーションを通じて、SDGs(持続可能な開発目標)の実現に取り組んでまいります。
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