「越後の虎」と恐れられた上杉謙信は、上越が生んだ戦国時代のビッグネームです。
居城は春日山城。日本の城百選にも選ばれる難攻不落の山城です。
築城時期は不明で、初めて文献に記載されたのは1513年とされます。
越後守護代長尾氏が代々の居城とし、上杉謙信、景勝の頃から広大な城郭に整備されました。
天守閣や石垣は存在せず、敵の侵入を防ぐために築かれたのは、地形を生かして張り巡らされた土塁や空堀でした。
春日山城の中枢部には、標高180メートルにある本丸を頂点とした史跡群があります。
上杉謙信が戦勝祈願をしたとされる護摩堂跡や毘沙門堂跡、「愛」の文字の兜で有名な直江兼続の屋敷跡、「御館の乱」で争った両雄、上杉景勝、景虎の屋敷跡などがそれです。
散策するなら、これら史跡巡りはいかがでしょうか。
要時間は概ね1時間から2時間。山道なのでトレッキングシューズが理想です。
春日山城をもっと詳しく知りたい方は、山の麓に建つ「上越市埋蔵文化財センター」にお立ち寄りください。
こちらは無料で入館できます。
ホテル門前の湯から車で約15分。
ほんのひととき、戦国の舞台に身を委ねてはいかがでしょうか。
※詳しい情報はWebサイト「上越観光Navi」に掲載されています。是非ご覧ください。