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2020.03.02

安宅住吉神社

安宅住吉神社

皆さんこんにちは、ホテルエコノ小松です。


唐突ですが、皆様は「勧進帳」なる言葉をお聞きになったことがございますか?

今を時めく「市川海老蔵」さんファンの方や、歌舞伎ファンの方でしたら、歌舞伎の演目でたしかあったような…という方もお見えかもしれませんね。

その勧進帳の舞台となったのが小松市にある「安宅の関」(あたかのせき)。

その昔、平家を滅亡させた立役者の一人、源義経が兄頼朝にその功績を妬まれ、言われのない罪を負って、奥州藤原氏の平泉まで逃亡するさなかに立ち寄ったのが安宅の関所。

頼朝の命を受けた関守富樫一族に対し、主君義経を守らんが為に一世一代の大芝居を打った弁慶が白紙の巻物を、さも雄弁に語ったのが勧進帳。
義経かと疑う富樫氏に対し、家来である弁慶が主君を棒で叩きつけるといった見どころ満載な演目であります。
富樫氏は間違いなく義経だろうと見ていましたが、言われのない罪や弁慶の男気に触れ同情し関所を通す…というもの。
もう800年余り前の出来事にはなりますが、なぜか今にも通じるところがあるように思えます。

その様子を義経や弁慶、富樫氏を用いて表現している銅像も見れます。

まだ歌舞伎は観た事がないのですが、郷土の誇りにて、いつの日か観に行ってみたい演目ですね。

そんなロマン漂う安宅の関(安宅住吉神社)へは当館からお車で5分程度で行けます。
ホテルエコノ小松へお立ち寄りの際はぜひ安宅関にも足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

 
  • 安宅の関

    小松市にある「安宅の関」(あたかのせき)

  • 勧進帳弁慶像

    勧進帳弁慶像

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