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2025.09.22

突然ですが皆様は今年の大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』をご覧になってますか。
私は公式ガイド本を読みつつ毎話魅力的な脚本にうきうきしております。
日本橋にお店を出し、やっと軌道に乗ってきたところ時代の波が…
クライマックスまでまだまだ一波乱二波乱ありそうです…!!!
今回はそんな蔦重に絡んだ特別展示をしている石水博物館の紹介です。


石水博物館は伊勢国屈指の豪商として知られた津の川喜田久太夫家の旧蔵品が所蔵されています。
本展は、川喜田家の江戸店から近い場所に店を構えていた「蔦屋重三郎」にスポットをあて、館蔵品から彼が手掛けた書物や
写楽の浮世絵が9月6日から11月9日まで初公開されています。
 




展示品には序盤で蔦重がプロデュースしていた吉原細見や国内では石水博物館で初めて現存が確認された東洲斎写楽の細判錦絵もありました。

他にも当時の出版物や歌川派の浮世絵を中心に、江戸の人々の文化や娯楽を伊勢商人旧蔵資料から紹介されています。


本展示は東洲斎写楽の国内現存唯一の作品が目玉となっていました。
謎の浮世絵師とされる彼の新発見された作品をみて、今後の展開の楽しみのひとつにしてみてはいかがでしょうか。


◆蔦屋重三郎と珠玉の浮世絵-写楽・国芳・国貞・広重-
〒514-0821 三重県津市垂水3032番地18
JR・近鉄津駅東口より三重交通バス(久居駅方面行)にて15分、「青谷口」下車徒歩8分

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