みなさま、こんにちは。新たな年が始まりましたね。
この時期、年末年始の期間をずらして、ご予定を立てられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
金沢市街地にはパワースポットとしての「金沢五社参り」というものがございます。
初春から熱く盛り上がりましょう 「アツモリ!」 でご紹介させていただきます。
江戸時代、加賀藩前田家が金沢の鎮守として手厚く保護した5つの神社は「金沢五社」と称され、
参拝する「金沢五社めぐり」が行われてきました。
五社とは「宇多須神社」「小坂神社」「金沢神明宮」「椿原天満宮」「安江八幡宮」です。
①「宇多須神社」
2代藩主利長が城の鬼門守護として卯辰八幡宮を建立し、利家を祀る。
境内奥手に5代綱紀の病を癒したとする「利常公酒湯の井戸」がある。
②「小坂神社」
一般的な神社建築は奇数間だが本殿は四間社流造という珍しい形式。
金沢市内で数少ない17世紀後期に遡る遺構として貴重な建造物。
③「金沢神明宮」
300年以上続く「あぶり餅神事」は、幣形に串刺しにした餅を聖火であぶり、
食すると悪事災難厄除けに御利益があると伝わる。
詩人中原中也や文豪室生犀星と縁深く、境内には樹齢1000年を超える大欅がある。
④「椿原天満宮」
菅原道真を勧請し創建。
加賀藩が城郭の鎮守と定め、2代藩主利長が「椿原山」と称される高台に社殿を築く。
戦国時代、一向一揆の砦だった遺跡で、合図の狼煙を上げた場所とされる「狼煙の松」がある。
⑤「安江八幡宮」
かつては安江鍛冶町と称し、刀鍛冶が多くおり、有名な泰平・兼若もここにいた。
刀鍛冶が水火の伝授(刀剣製作時の水と火の加減のこと)を神社でおこなったことから
「鍛冶八幡さん」と称される。
郷土玩具「加賀八幡起上り」及び「ひゃくまんさん」マスコットキャラクターの発祥地。
また、同境内に安産の神様、水天宮が祭られていることから、
安産や子宝祈願の社としても信仰を集めている。
※ちなみに、回る順番は特にありません。
新春の開運巡り♪で皆様のご多幸をお祈り申し上げます♪
※なお、詳しい情報はWebサイト「金沢旅物語」に掲載されています。
ご参考くださいませ。